前回は胸骨が第一肋骨を押し上げるところまで書きました。
今日は、胸骨がさらに鎖骨や肩甲骨の動きにも関係していることについてお話したいと思います。
胸骨の上には第一肋骨だけでなく、鎖骨があり、胸鎖関節という関節をつくっています。

さらに、鎖骨は肩鎖関節で肩甲骨と関節をつくっています。肩甲骨は鎖骨にぶら下がっているのです。そしてその肩甲骨が、腕をぶら下げる肩の関節をつくっているわけです。
第一肋骨と同様、胸骨が押し上がると鎖骨も押されて動きます。肩甲骨の方向に動いていくことになります。


こうして、肩が体の横の定位置に収まることができ、胸がさらに張れる感じになるのです。
うまく連動して、全体がやわらかく連携していると、肩こりの予防にもなります。肩コリのある方はお試しください。
この構造は、さらに骨盤や頭蓋骨とも連動して、とくに呼吸にかかわってきます。そのお話もいずれ書いてみたいと思っています。
カラダの使い方研究室
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テーマ : 健康
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