今回は、前回のパソコンの使い方からくる指や腕のしびれ、痛みなどについてお話する予定でしたが、その前にまたカラダの仕組みのお話をさせてください。
これまでいろいろお話してきましたが、 その大前提には、私たちは意識の上では押した方がいい動きができるという法則が、ありました。(
過去記事参照→筋肉の使い方)今回はそこのところを、もう少し突っ込んで考えてみたいと思います。
私たちは何故、押した方がいい動きができるのか?
思うにそれは押すことは生きることそのものでもあるからではないでしょうか?
私たち生き物が生きているということは、地球の引力に抗してその生命体が独自の行動をしていると言うこともできます。生きていない物質は地球の引力にしたがって高い所から低い方向へ落ちて行ったり、転がったり、流れて行ったりします。つまり、地球の中心に向かって引っ張られている地球上の物質の中で、命のあるものだけがその引力を押し返しているから、生きていられるのです。言い換えれば地球の引力をうまく押し返す方法を会得したものだけが、自由な行動を手に入れて生きていくことができるということです。
そこで人間を含めた背骨を持った生き物たちはみんな、てこの原理を利用して、引っ張ることしかできない筋肉という道具を使って押すという方法を身につけたのです。(
過去記事参照→筋肉の使い方)
立っていること、座っていること、歩いていること、すべて引力を押し返さなければ不可能です。押していないのは寝ている時だけなのですから、押すこと=生活すること(生命活動)といってもいいですよね。

私たちが押すことがうまい理由はこんなところにあるのではないかと思っています。
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